冒頭で「海が見える」って水、走るは唄ったけど、僕には、全て聴き終わる頃にやっと海が見えた。
それまでは森に居た。
丁度こんな具合。
〝植物か動物か?
やわらかい匂いがする。
少し進むと水辺があり、そこで喉の渇きを潤す。舌にちょっとざらつく水。
草木険しい道、結構先まで森が見える。どうしようもないから、奥まで進む。
森の中で様々な生き物と出会う。
小さな虫、大きな獣。サイズだけで考えても、人間なんてここでは中の下か、もっと下か?
さっきの水辺には貝や魚もいたんだろうか。
蛙や爬虫類は苦手だから出会いたくないな。
どんどん進む。
また喉が渇いてきて、さっきの水辺が懐かしくなる。
森は深いが、でも迷うことは無かった。ずいぶん歩いて汗をかいた。ベタつく汗。爽やかではない。
また、水辺を見つけた。
裸になって、
思いきり水浴びをして、沢山水を飲んだ。
孤独はいつも、ひとりぼっちを乗り越えて初めて感じる。
「ひとりでは森を抜けられなかった」というときよりも、
「ひとりでも森を無事に抜けられた」というときのほうが、さびしいもんだ。
でも、この足で歩いたから、森を抜けることが出来た。
それは、誇って良いだろう。
やっと海が見えた。〟
このアルバムを聞いたらこんな気分になりました。
生命力を感じる名盤だと思います。
明日聴くとまた、違うかもしれません。
ほんで山田くん、なんやその美しい声は!喉、交換してくれ!ずるいぞー笑
グッドラック♡